オーストラリアのこの広い大地で育てられたオーガニック食物、植物は世界でも質の良さで知られ有名です。コスメ業界でも、オーガニックという言葉を頻繁に使い注目を浴びているブランドも増えてきています。
ただ、あらゆる情報が出回りすぎている為、一般の消費者にとっては、ナゾも多いのではないでしょうか?
オーストラリアのオーガニックコスメとは、水や塩等を含む成分95%がオーガニック(有機栽培+限られた加工法)であることが基準法で定められています。
残りの5%は、防腐剤の役割をはたす成分であり、しかしながら、天然由来成分であるとされています。
*Australia Certified Organic (ACO)より。
また、オーガニックコスメは、国によって定められた基準法が違ってきます。
その旨、海外からの輸入品やローカル産オーガニックコスメと称される商品の中でも、加工法や成分の割合が一定していない等、あってはいけないことなのですが、正式な認定機関からの承認を得ないままでの、偽のラベルで営業・販売をしている会社も残念ながら存在します。
もともと、オーガニックコスメはとにかくピュアで新鮮なものを・・となるわけですから、商品に至るまで、肌に対しての科学的根拠を実験とするプロセスも少なくなってきます。成分の分子も大きいため、肌への吸収率が低く、良い点では、アレルギーなどの反応は少なく、基礎のコスメとして肌を維持し、治癒力を高めてくれますが、リフトアップやシミ等を対処にした効果を求めるのは難しくなってきます。
また、専門科を通して精密にチェックされ、認証を得たオーガニック商品は、それなりに高額にもなってくるはずです。(とはいえ、ケミカルや防腐剤が多く入ったコスメも意外に高額ですけれどね。)
オーガニックコスメで、特に注意していただきたいのが、使用期限が短いこと。
気がつかないうちに、酸化したコスメを顔に塗っていることも!特に趣味で、手作り化粧品を作られ使用している方は、酸化だけには十分気をつけてください。
時に、基準法は変更されるこもあります。今回のコラムではコスメが中心です。オーガニックすべてに興味がある方はAustralia Certified Organic (ACOのサイトをご覧ください。