研修がてら日本に行ってきました。久々の日本。“井の中の蛙”にならぬよう
常日頃から日本の情報をインターネットでとり入れていたにもかかわらず、実際
東京を始めとする大都会に足を運ぶと毎回“カルチャーショック”を受けます。
オーストラリアは地学的からして、大自然パワーに圧倒されますが、日本人の活気、生命力、信念のエネルギーパワーには、感動しっぱなしでした。
ケアンズというシンプルな街から、大都会へとワープした私には、今まで気づきもしなかったことをたくさん発見させていただきました。
店頭に並ぶアイデア商品を見れば、確かに日本は“物が溢れすぎている”という見方でも捉えられます。
でも、私にとっての日本人は“知恵と想像力のある開拓者”。
実際、競争やストレスだらけの情勢の中、精神的にダメージを受けている人も少なくはありません。
そういった中でも、惜しみない努力と想像力から、すばらしい商品や企画が開発され、人間の個性も顕になってきている日本の現状に歓心を得ました。
人間の心の中には、だれもがダイヤモンドの原石を持っていて、その原石を、どうやって磨くか、どれだけ磨くかによって、ダイヤモンドの輝きやシェイプにツヤや個性が現れるものと・・・と私は信じてますが、今回、自己の個性をひきだし、自分自身を開拓してきた、たくさんの方々に会う機会に恵まれました。
“美容と健康”をテーマとする研修でお会いできた方々の半分以上が、50歳以上。人生これからが勝負・・と、起業を計画されている方もいました。
そういった方々の容姿、身なりは基より、何か内側から奏でるような生き生きとしたパワーは、その人を10歳も20歳も若く見せてくれます。
日本人にとっての、美容と健康に対する注目は、他の国にはない独特な情熱さがあるのは承知の上での研修会出席でしたが、携わる関係者の器量、手際のよさの背景には、“日々開発、進歩をおしまない開拓者“の人生のテーマが覗え、私自身にとっての”問いかけ“の答えを見せ付けられたような気がします。
偶然かもしれませんが、日本を旅たつ前、定期的に購読している雑誌の“テーマ”に目が留まり、それが、“心の畑を耕す”というものでした。
ずっと放置されていた、自分の心の畑が“日本の旅”で、ちょっと耕されたかもしれません